早期譲渡が再建の近道＝協議は継続―セブン＆アイ社長

セブン＆アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は２８日夜、売却を進める傘下の百貨店そごう・西武について、「早いクロージング（株式譲渡）決定が（同社を）立て直す近道だ」と述べ、手続きを急ぐ考えを示した。東京都内で記者団に語った。

そごう・西武の労働組合が同日、ストライキ実施を通知したことに関しては「いろいろな質問に答えてきたのに大変残念だ」と指摘。その上で、「協議の場は継続して持つ。クロージングですべて終わりと言っていない」と強調した。

【時事通信社】