- 2023/08/29 掲載
トヨタの工場稼働停止、システム不具合 国内全14工場に拡大へ
[東京 29日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は29日、システム不具合で国内工場の生産を停止した。当初は朝から12工場を停止しているとしていたが、同日の夜間シフトから2工場を追加する。稼働停止は国内14工場全てに広がる。
同社の広報担当者によると、生産指示システムに不具合が発生し、部品の発注処理ができない状態だという。朝の時点では12工場25ラインの稼働を停止しているとしていたが、夜間シフトから国内の14工場28ライン全てを停止する。
トヨタは原因究明と復旧を急いでいる。現段階ではサイバー攻撃による不具合ではないとみている。
トヨタは昨年3月、仕入れ先の部品メーカーのシステム障害のため、国内全工場の稼働を一時停止。今年7月には名古屋港でシステム障害が発生し、コンテナの積み降ろしができなくなった影響で輸出部品の梱包ラインを停止した。
*停止が14工場全てに広がることなどを追加しました。
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