- 2023/08/30 掲載
NY円、146円台半ば=9カ月半ぶり安値から反発
【ニューヨーク時事】29日午前のニューヨーク外国為替市場では、この日午前発表された米経済指標が弱めの内容だったことを受け円が買い戻され、円相場は1ドル=146円台半ばに戻した。午前10時15分現在は146円50~60銭と、前日午後5時比02銭の円安・ドル高。
朝方は、米長期金利の上昇を背景に日米金利差拡大観測が強まり、円売り・ドル買いが進行。2022年11月以来9カ月半ぶりとなる1ドル=147円台前半に下落していた。その後、民間調査会社が発表した8月の米消費者景気信頼感指数が市場予想を大きく下回ったことや、米労働省が発表した7月の非農業部門求人数が3カ月連続の減少となったことなどを受け、米長期金利が低下。市場は円買い・ドル売りで反応した。
【時事通信社】
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