- 2023/08/30 掲載
中国、市場アクセス改善に尽力と強調 米商務長官の発言受け
David Shepardson Andrea Shalal
[上海/ワシントン 29日 ロイター] - 在米中国大使館は29日、中国が「投資できない国」になったという声が米企業から出ているとしたレモンド米商務長官の発言に反論し、中国政府は外国企業の市場アクセスをさらに改善するために取り組んでいると表明した。
大使館の劉鵬宇報道官は、中国で事業を行う米企業7万社の大半が中国にとどまることを望んでおり、90%近くが利益を上げていると指摘。
「中国は高度な市場開放を精力的に進展させ、健全な法的枠組みで管理されるワールドクラスで市場志向型の事業環境を提供するために取り組んでいる」と強調。「今後も外部に門戸をさらに開くのみだ」とした。
商務省はコメントを控えた。
訪中しているレモンド氏は29日、北京から上海に向かう高速列車上で記者団に「中国はリスクが高くなりすぎて投資できない国になっているという声が米企業の間で高まっている」と述べ、法外な罰金や家宅捜索などに言及した。
また、中国が米半導体大手マイクロン・テクノロジーの製品の調達を一部禁止したことについて、何の根拠も示されていないと指摘した。
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