- 2023/08/30 掲載
トヨタ株が買い先行、国内工場再開を好感 原因究明に関心
市場では「今回の半日程度の停止であれば、利益ベースでは為替でカバーできるだろう。生産台数の面でも1カ月程度でカバーできるのではないか」(東海東京調査センターの杉浦誠司シニアアナリスト)との指摘がある。
同社の工場は28日に発生したシステムの不具合で部品の発注処理ができなくなり、29日朝から12工場を停止し、その後、稼働停止は14工場全てに広がっていた。システム不具合について、トヨタは「サイバー攻撃によるものではない」との認識を示している。原因は引き続き調査中で、究明を急ぐ。
「同社の生産能力は、各月の過去最高水準の稼働状況にある。何かあれば止めるのが同社の生産方式で、原因が分からない以上は注視が必要」(杉浦氏)という。
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