- 2023/09/13 掲載
韓国現代自と労組、新労使協定で暫定合意 スト回避の見通し
[ソウル 12日 ロイター] - 韓国の現代自動車は12日、同社労働組合と暫定労使協定で合意に達したと発表した。同社最大の生産拠点でストライキと生産減少が回避される見通しとなった。
6月の年次賃金交渉開始以降、同社労組は月額基本給の増額、成果給の支給のほか、定年の60歳から64歳への引き上げを求めていた。
合意に基づき現代自動車は月額基本給を11万1000ウォン(83.60ドル)増やし、1回限りの賞与のほか、成果給も支給する。定年の引き上げは認めなかった。
現代自動車によると、年間賃金は全体で前年比約12%上がる。
同社は声明で「世界経済の減速、ウクライナ・ロシア戦争や原油価格上昇による不透明感の高まりといったリスクの中、組合側と経営陣は暫定合意にこぎ着け、5年連続でストを回避することができた」と述べた。
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