- 2023/09/20 掲載
中国、対米報復関税巡りWTOに上訴
同省はWTOパネルの判断には「法的誤り」が含まれていると指摘。米の鉄鋼とアルミ製品の輸入に対する関税賦課は「一方的で保護主義的な措置であり、WTOルールに違反している」とした。その上で、中国は米国に対しWTOのルールを尊重し、できるだけ早く「違法な措置」を是正するよう求めた。
18年3月、当時の米トランプ政権は米通商拡大法232条に基づき鉄鋼に25%、アルミに10%の関税をそれぞれ上乗せした。これを受けて中国は、米国を原産地とする特定の輸入品に追加関税を適用していた。
WTOのパネルは8月16日、中国が導入した報復関税について不当との判断を示していた。
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