- 2023/09/26 掲載
東洋建設のTOB価格引き上げ=大株主の任天堂創業家側
海洋土木大手の東洋建設は26日、大株主である任天堂創業家の資産運用会社から、昨年に申し込んだTOB(株式公開買い付け)の価格を引き上げるとの提案を新たに受けたと発表した。これまでの1株1000円から、条件付きで1255円に変更する内容。東洋建設は27日に開く取締役会で「初期的対応」を協議すると説明している。
大株主は「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)」で、価格引き上げの条件として、東洋建設が今年3月に策定した新中期経営計画の実現可能性の確認などを挙げた。YFOは、TOB開始時期を9月下旬から12月下旬までに延期する方針も示した。
【時事通信社】
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