- 2023/09/26 掲載
物価の基調指標、8月加重中央値はプラス1.8% 最高更新で2%に迫る
加重中央値は、上昇率の高い品目順に並べ、品目のウエートを加味したときの分布で真ん中の値。上昇率分布で上下10%を機械的に除いた「刈込平均値」はプラス3.3%、最も頻度の多い上昇率である「最頻値」は前年同月比プラス3.0%で、ともに前月から伸び率は変わらなかった。
上昇品目の比率は86.0%で、前月の85.6%を上回った。下落品目の比率は8.2%で前月の8.4%を下回った。
一連の指標は日銀が総務省発表の消費者物価指数をもとに算出し、毎月発表している。日銀は物価の基調を正確に把握するため、コアCPIだけでなくさまざまなコア指標を総合的にみている。
(和田崇彦)
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