- 2023/10/04 掲載
ENEOS、米エネルギー大手HIFと合成燃料の協業検討へ
[3日 ロイター] - 石油精製大手ENEOSホールディングスと合成燃料製造会社の米HIFグローバルは、合成燃料の製造・販売に関する協業を検討すると発表した。
HIFが米国、チリ、オーストラリアの製造拠点から合成燃料をENEOSに供給する意向という。
HIFのエグゼクティブディレクター、メグ・ジェントル氏はロイターに対し、HIFが製造した合成ガソリンをENEOSが日本で販売することなどを軸に検討していると述べた。
HIFが製造した合成メタノールを日本で船舶用燃料として使用することや、ENEOSが日本の製油所でさらに加工して合成ガソリンやカーボンニュートラル航空燃料を製造することも検討しているという。
ジェントル氏は「(温室効果ガス排出)実質ゼロを達成するためには、既存のエンジンを脱炭素化する方法が必要だ」と語った。
HIFは4月に同様の覚書を出光興産と締結した。
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