- 2023/10/05 掲載
米ISM非製造業指数、9月は53.6に低下
サービス業は米経済の3分の2超を占めており、指数が50を上回ると拡大を示す。
政策金利の上昇を背景にモノからサービスへの消費の移行がサービス産業の需要を下支えしている。今月2日に発表された9月の製造業指数は11カ月連続で50を下回った。
9月のサービス業の新規受注指数は51.8と、8月の57.5から低下。受注残は改善し、輸出は増えた。新規受注が鈍化したものの、サービス業のインフレ率は高止まりした。
米連邦準備理事会(FRB)はインフレ率を目標の2%に引き下げるため、サービス部門の価格動向を注視している。サービス部門の価格は利上げに反応しにくい傾向がある。
9月の価格指数は58.9で、8月から横ばいだった。
9月の雇用指数は53.4と、8月の54.7から低下した。
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