- 2023/10/05 掲載
岸田首相が連合大会出席、政府の賃上げ方針に理解求める
[東京 5日 ロイター] - 岸田文雄首相は5日、都内で開かれた連合の大会に出席し、最低賃金を2030年代半ばまでに1500円に引き上げるなど政府の目指す賃上げ方針に理解を求めた。首相が連合大会に出席するのは2007年の福田康夫首相以来。
岸田首相は、策定中の経済対策の柱として賃上げ税制の強化を検討するとともに構造的賃上げ実現のため三位一体の労働市場改革として、中堅中小企業の賃上げ環境整備、人手不足対応、生産性向上を進めると強調。「賃上げの大きなうねりを持続的なものとし、地方や中小企業にまで広げていかなければならない」と述べた。
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