- 2023/10/24 掲載
IMF試算GDPで4位転落、持続的成長へ万全期す=森屋官房副長官
[東京 24日 ロイター] - 森屋宏官房副長官は24日午後の会見で、国際通貨基金(IMF)の予測で日本の名目国内総生産(GDP)がドイツに抜かれて世界4位に転落する見通しとなったことに関連し「持続的成長の実現に向け、経済財政運営に万全を期していく」と語った。
森屋副長官は、IMFが市場レートでドル換算した上で2023年のGDPについて、ドイツが日本を上回ったという結果が出たことは「承知している」と述べた。続けて「それぞれの国の成長率や為替レートに関するIMFによる見通しに基づき、こうした見通しが示されている」と語った。
一方、日本経済新聞が政府検討の所得税減税に関し、定額で4万円減税し、住民税非課税世帯には7万円を給付する案が浮上していると報じたことについては「報道は承知している」と述べつつ、国民への還元の具体策については26日の政府与党政策懇談会において岸田文雄首相から「指示があると承知している」と説明。現時点で「予断を持って答えることは控える」と述べた。
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