- 2023/11/08 掲載
FRB、インフレ引き下げで大きく前進=シカゴ連銀総裁
[7日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は7日、連邦準備理事会(FRB)はインフレ率を目標の2%に下げることに大きく前進したとし、この状態が続けば、政策金利をいつまで現行水準にとどめるかに焦点が移ると述べた。
グールズビー総裁はCNBCのインタビューで、向こう2、3カ月でインフレ率は急速に低下する可能性があるとし、「インフレに関して前進している」と述べた。
その上で「前進している限り、金利をどこまで引き上げるべきかという議論は、金利をいつまでこの水準に維持すべきかという議論に変わっていく」と語った。
またリセッション(景気後退)を引き起こすことなくインフレが抑制される「黄金の道」が引き続き見込まれると改めて述べたほか、最近の長期債利回りの高水準推移がタームプレミアムによるものであれば、中銀の経済見通し評価に織り込む必要があるとした。
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