- 2023/11/13 掲載
現代自動車、韓国でEV工場の建設着手 15億ドル規模
[ウルサン(韓国) 13日 ロイター] - 現代自動車 は13日、韓国で2兆ウォン(約15億2000万ドル)規模の電気自動車(EV)専用工場の建設に着手した。
建設地は南部のウルサンで2025年に完成する予定。26年第1・四半期から量産を開始する。
年間生産能力は20万台で、最初のモデルは高級車ブランド「ジェネシス」のスポーツ多目的車(SUV)のEVになるという。
現代自動車グループは今年4月に30年までに31のEVをローンチする計画を明らかにしている。韓国での工場新設は29年ぶりとなり、ウルサンの生産拠点は国内最大。
需要低迷を理由に競合他社がEV生産を縮小しているのとは対照的に同社はEVのローンチ計画を維持するとしている。
昨年、米ジョージア州に55億4000万ドル規模のEVとバッテリー工場を新設した。
EV工場をさらに建設する計画があるかとの記者からの質問に対して張在勲最高経営責任者(CEO)は、現時点では米国と国内の工場に注力していると述べた。
同CEOはまた、EV市場のセンチメントを注視しているが、充電インフラ不足の問題があるものの、EV市況は明るいとの見方を示した。
PR
PR
PR