- 2023/11/14 掲載
為替は安定推移が重要、引き続き万全の対応行う=鈴木財務相
[東京 14日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は14日の閣議後会見で、為替相場について「ファンダメンタルズを反映して安定的に推移するのが重要。過度な変動は望ましくない」との認識をあらためて示し、政府として「引き続き万全の対応を行っていきたい」と語った。
外為市場でドルは151円後半まで上昇し、一時は約33年ぶりのドル高/円安水準に迫った。
鈴木財務相は、為替についてプラス面とマイナス面、双方にさまざまな影響があると指摘。政府として、総合経済対策を実施することで円安によるマイナス面の影響を緩和しつつ、プラス面の効果を最大化することが重要だと述べた。
マイナス面の物価高に対しては低所得世帯への給付のほか、燃料油・電気ガス料金の激変緩和措置の来年までの延長などを講じつつ、プラス面ではインバウンドの地方への誘客や事業者の輸出支援を実施していくと語った。
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