- 2023/11/14 掲載
米企業、利益率改善が好業績の支えに=ゴールドマン
[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのストラテジストチームは今決算シーズンの米企業業績について、利益率の改善が予想を上回る好決算の支えになっているとの見方を示した。ただ売上高は市場予想を上回る一方で、長期平均に届かなかったとした。
これまでにS&P総合500種構成企業の大半が決算発表を終了。第3・四半期決算はエネルギーセクターを除く企業の利益率が11.6%となり、前期の11.1%から改善した。これは3週間前のアナリスト予想よりも40ベーシスポイント(bp)高い水準で、「利益率の四半期ベースでの改善は第3・四半期決算シーズンにおける明るい材料だった」という。
これに対して売上高が予想を上回った企業の割合は34%で、長期平均の37%、今年上半期の47%を下回った。
ゴールドマンはS&P500種構成企業の通年利益予想を据え置き、今年の1株当たり利益を前年比1%増の224ドル、2024年を5%増の237ドルとした。
PR
PR
PR