- 2023/11/14 掲載
円安、輸入物価上昇で家計に負担もたらしている=内田日銀副総裁
[東京 14日 ロイター] - 日銀の内田真一副総裁は14日の参院財政金融委員会に出席し、足元の円安が輸入物価の上昇を通じ家計や企業に負担をもたらしているとの見方を示した。熊谷裕人委員(立憲)への答弁。
内田副総裁は「為替は一般的に、購買力平価や内外金利差や市場のセンチメントなどが影響する」とし、市場は「米国の引き締め長期化や内外金利差に着目することが多い」と指摘。その上で「円安と既往の原材料高による輸入物価の上昇は、家計に負担をもたらしている」と述べた。
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