- 2023/11/14 掲載
円安終了後が正念場=ゴーン被告、日産に言及
レバノンに逃亡している日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告が、日産の現状について「円安の影響で業績が過大に良くなっているだけで、そうではなくなったときが本当の正念場になる」と語ったことが分かった。同被告代理人の郷原信郎弁護士が14日の記者会見で、前日に連絡を取った際の発言として明らかにした。
日産と仏自動車大手ルノーの持ち株比率を同水準にした資本関係の見直しに関し、ゴーン被告は「ルノーの影響を受けなくなった。日産のもくろみ通りだ」と指摘。被告自身が日産の経営に参画した1999年以前の状態に戻ったとの見方を示したという。
【時事通信社】
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