- 2023/11/14 掲載
債券オーバーウェート、09年以来最大=BofAファンド調査
ファンドマネジャーは今年に入り2カ月を除いて債券をオーバーウエートにしているが、今回の11月調査では債券への配分が前月比で18%ポイント急増し、ネットで19%のオーバーウエートとなった。
「大きな変化はマクロ見通しではなく、インフレ率、金利、利回りの低下に対する確信だった。債券のオーバーウエートは過去20年間で3番目の大きさとなった」と述べた。
オーバーウエートの比率が今回より高かったのは09年3月と08年12月のみ。
調査はファンドマネジャー225人(運用総額5530億ドル)を対象に実施。回答者の76%が米連邦準備理事会(FRB)の利上げサイクルは終わったと考えている。
57%は世界経済の成長鈍化を予想。74%は世界経済のソフトランディングかノーランディングを見込んでいる。
株式はネットで2%のオーバーウエートと、22年4月以来初めてオーバーウエートに転じた。
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