- 2023/11/15 掲載
ホーム・デポ、第3四半期既存店売上高3.1%減 利益は予想上回る
根強いインフレや高金利、景気への警戒感を背景に、米国の消費者は大がかりな改築や自分の裁量で決められる住宅修繕を控える傾向が出ている。ただ、ホーム・デポは小規模作業や必要不可欠な修繕の用途を取り込んだことが功を奏した。
テッド・デッカー最高経営責任者(CEO)は「顧客は引き続き小規模作業に取り組んでいるが、高額な裁量的な項目は圧迫された」と述べた。
第3・四半期の顧客のトランザクションは2.4%減り、10四半期連続の減少。店舗での平均支出額はやや減少した。
株価は今年に入って8.8%下落していたが、14日は6%超上昇した。
通期の既存店売上高伸び率見通しは前期比3─4%減とし、従来予想の2─5%減から範囲を縮めた。
通期の1株当たり利益は9─11%減ると予想。従来は7─13%減を見込んでいた。
PR
PR
PR