- 2023/11/16 掲載
中国住宅価格、8割で下落=今年最多を更新―10月
【北京時事】中国国家統計局が16日発表した10月の住宅販売動向によると、主要70都市の8割に当たる56都市で新築物件価格が下落した。値下がりは前月から2都市増え、今年最多を更新。政府は住宅ローン金利の引き下げなど対策を講じてきたものの、価格下落に歯止めをかけられていない。
中国では不動産市場の冷え込みが長期化。政府は今夏以降、住宅購入制限も段階的に緩和した。こうした対策が奏功してか、最大の経済都市である上海市は前月に続き値上がりした。一方、首都北京市は値下がりに転じ、広東省広州市もマイナスだった。
【時事通信社】 〔写真説明〕建設中のマンション=10月9日、中国江蘇省南京(AFP時事)
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