- 2023/11/22 掲載
午後3時のドルは148円後半へ反発、対中国人民元の売り一服
[東京 22日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の148円後半で取引されている。前週から上昇が勢いづいていた中国人民元が小幅安へ転じ、対円でも強まっていたドル売り圧力が緩和する形となった。
ドルは東京市場でも買いが先行し、午後3時過ぎには148円後半まで一段高となった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がタカ派的だったと材料視する声もあったが、ドルの下値では「短期筋の買いが目立った」(FX会社)といい、米感謝祭を控えて方向感に欠ける中、短期売買が上下で繰り返されているようだ。
人民元が4カ月ぶり高値から小幅に下落したことで、ドル売り圧力が緩和した可能性を指摘する声も出ていた。中国では今週にかけて、大手国有銀行がスポット市場でドルを売却していたことが明らかになっている。
中国では、大手国有銀が当局に代わって為替市場に介入しているとみられることが多い。
米国では23日の感謝祭に向け、過去最高に近い5500万人余りの人々が、帰省などで国内を移動する見通し。日本もあす23日は祝日で、ドル/円は週末にかけて値動きが鈍る可能性が大きいとの声が出ている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 148.75/148.76 1.0905/1.0909 162.27/162.28
午前9時現在 148.15/148.16 1.0915/1.0919 161.74/161.78
NY午後5時 148.39/148.41 1.0909/1.0913 161.90/161.94
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR