- 2024/01/10 掲載
株高、海外勢が主導=3兆円超買い越し、自社株買いも―23年
東証が10日発表した東京、名古屋2市場の投資部門別株式売買状況によると、2023年に海外投資家は3兆1215億円買い越した。企業の自社株買いも活発だった。23年の日経平均株価は7369円(28%)上昇しており、海外勢と企業の買いが押し上げた形だ。
海外勢は2年ぶりに買い越しに転じた。日本企業の収益向上に加え、東証が上場企業に対し資本効率や株価を意識した経営を要請したことで、株価の先高観が強まった。事業法人は4兆9012億円の買い越し。株主への利益還元の手段として自社株買いを積極的に進めた企業が目立った。
【時事通信社】
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