• 2024/03/29 掲載

午前の日経平均は反発、材料難のなか自律反発期待の買いが先行

ロイター

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[東京 29日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比298円75銭高の4万0466円82銭と、反発した。28日の米国株式市場が方向感の欠ける展開となるなど積極的な買い材料に乏しいなか、東京市場は前日の下落からの自律反発を期待した買いが先行した。

日経平均は前営業日比109円高で寄り付いた。前日の株安について、市場では「やや売られすぎ」(国内証券ストラテジスト)との見方が少なくなく、きょうは自律反発を期待した買いが優勢となった。前場の日経平均は高値引けとなったものの、値幅は上下190円程度にとどまり、積極的に上値を追う展開にはならなかった。

きょうは年度末の最終営業日となるため、大引けにかけてパッシブ勢などのリバランス売りが想定される。T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジストは「株価が歴史的な高値水準で推移する中、リバランスに伴い株を売って円債などを買う動きが考えられる。後場は株価がどの程度持ちこたえるかがポイント」との見方を示した。  

東証株価指数(TOPIX)は0.81%高の2773.14ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆8458億7700万円だった。東証33業種では、値上がりは不動産、鉱業、建設、繊維など32業種で、値下がりは海運の1業種のみ。ほぼ全面高の展開となった。

主力株では、三菱重工業、三井不動産、東京建物が4%超高となったほか、住友不動産も3.9%高としっかり。半面、日本郵船、三井化学、ルネサスエレクトロニクスは1%超安とさえなかった。

そのほか指数寄与度の高い主力株では、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、アドバンテストが小じっかり。テルモ、レーザーテック、ファナックは売られた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1363銘柄(82%)、値下がりは247銘柄(14%)、変わらずは41銘柄(2%)だった。

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