- 2024/04/15 掲載
円安進行、153円台後半=34年ぶり安値更新
円相場が15日の東京外国為替市場で一時1ドル=153円90銭台に下落した。11日に1990年6月下旬以来となる153円台前半に急落した後も下げ止まらず、約34年ぶりの安値を12日に続き更新した。政府・日銀による為替介入への警戒感が強まる中、米国の早期利下げ観測の後退に伴う日米金利差を意識した円売り・ドル買いが進んだ。15日午後5時現在は153円89~91銭と前週末午後5時と比べ65銭の円安・ドル高。
15日早朝の取引では、イランによるイスラエルへの報復攻撃を受けたリスク回避目的の円買いも見られたが、日米金利差に着目した円売りで再び値下がりした。
【時事通信社】
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