• 2024/05/11 掲載

米5月ミシガン大消費者信頼感67.4に低下、インフレ期待は上昇

ロイター

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[ワシントン 10日 ロイター] - 米ミシガン大学が10日発表した5月の消費者信頼感指数(速報値)は、67.4と6カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。生活費の上昇と失業に対する懸念が重しになった。

4月は77.2。ロイターがまとめたエコノミスト予想は76.0だった。

消費者調査ディレクターのジョアン・スー氏は声明で「消費者はここ数カ月、判断を保留してきたが、現在はさまざまな面でマイナス方向に進む展開を感じている」と指摘。「今後1年間でインフレ、失業、金利の全てが不利な方向へ動く可能性があるとの懸念が示された」と述べた。

1年先の期待インフレ率は3.5%と4月の3.2%から上昇した。5年先の期待インフレ率は3.1%と前月の3.0%から上昇した。

5月は全ての年齢層、所得水準、教育水準にわたり信頼感が低下。ただ、ガソリン価格がこのところおおむね安定し、株価が上昇傾向にある中、エコノミストは消費者信頼感の低下の説明に苦慮。経済見通しへの影響について結論を出すことに慎重な見方を示している。

キャピタル・エコノミクスの北米担当チーフエコノミスト、ポール・アシュワース氏は「家計は4月半ばの株価急落にまだ反応している可能性がある」とし、「秋の大統領選のほか、イスラエルとイランの緊張の高まり、各地の大学でのパレスチナ自治区ガザでの軍事行動を巡る抗議デモなど、経済以外の要因による可能性もある。シグナルというより、単なるノイズかもしれない」と述べた。

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