• 2024/11/10 掲載

次期政権との衝突懸念せず、インフレ低下は共通の望み=ミネアポリス地区連銀総裁

ロイター

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[ワシントン 9日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、民主党も共和党もインフレ率の低下を望んでいるため、米連邦準備理事会(FRB)と共和党のトランプ次期大統領が衝突する可能性を心配していないと語った。

カシュカリ氏はFOXニュースのインタビューで、両党ともにFRBが経済を力強く保ち、インフレを低下させることを望んでいると述べた。

FRBは6─7日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げ、4.50─4.75%とした。

カシュカリ氏は、12月のFOMCでの追加利下げについては見解を示さなかったが、最近の力強い成長と生産性の向上が、そうでない場合よりも高い金利の必要性を示唆している可能性があると指摘。

「経済の回復力には驚いている。もしそれが持続し、今後も構造的により生産性の高い経済が続くのであれば、利下げはさほど必要ないだろう」と述べた。

カシュカリ氏は「FRBが経済に関わる職務に専念できる体制を大いに信頼している。インフレ率の低下と力強い労働市場を誰もが望んでいる」と語った。

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