• 2024/12/06 掲載

10月実質賃金は横ばい、3カ月ぶりマイナス圏抜け出す=毎月勤労統計

ロイター

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Tetsushi Kajimoto

[東京 6日 ロイター] - 厚生労働省が6日に公表した10月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比横ばいだった。電気・ガス補助金の復活で物価上昇率が鈍化するとともに、春闘の結果が反映されて所定内給与が伸長、3カ月ぶりにマイナス圏を抜け出した。一方、ボーナスが下落に転じて全体の重しとなった。

労働者1人当たりの平均名目賃金を示す現金給与総額は前年比2.6%増の29万3401円と、34カ月連続でプラスだった。2.6%増だった9月から伸びは鈍化した。

今年の春闘で妥結した賃上げを反映し、所定内給与は同2.7%増の26万5537円だった。ボーナスなど特別に支払われた給与は同1.7%減の7523円だった。10月は消費者物価指数(持家の帰属家賃除く総合)が9月の同2.9%増から2.6%増に低下した。

所定外給与は同1.4%増の2万0341円だった。9月の0.9%減から改善した。

日銀などが重視しているとされる共通事業所ベースの所定内給与は同2.8%増と、9月から伸び率が0.1ポイント上昇した。

毎月勤労統計で用いられる消費者物価指数は、2020年基準の持ち家の帰属家賃を除くベース。食品などの値上げにより昨年1月に5.1%まで上昇、その後3%あたりで推移している。

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