- 2024/12/20 掲載
米フェデックス、フレイト部門を分離へ 事業再編推進
アナリストらは分社化によって、経営陣が事業再編に専念できるようになる一方、最大200億ドルの株主価値を引き出し、中核の宅配事業と分離されるフレイト事業の長期的見通しを改善する可能性があるとみている。
この日発表した第2・四半期(9─11月)決算は、調整後利益が前年同期の10億1000万ドルから9億9000万ドルに減少した。調整後1株利益は前年同期の3.99ドルから4.05ドルに増え、LSEGがまとめたアナリスト予想平均(3.90ドル)を上回った。
また通期調整後1株利益見通しを従来予想の20─21ドルから19─20ドルに下方修正した。
フレイト部門「フェデックス・フレイト」は異なる顧客から複数の貨物をトラックで集めて同社のネットワークを通じて輸送するサービスで、米国では同社が最大のプロバイダーとなっている。
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