- 2025/01/28 掲載
ドイツ金融監督庁、市場の調整リスク警告 「お祭りムード」指摘
BaFinのブランソン長官は、最近の市場には「お祭りムード」が見られていたと指摘。「お祭りが盛大であればあるほど、その後の二日酔いもひどくなることは周知の事実だ」と述べた。
中国の新興企業ディープシークが低コストの人工知能(AI)モデルを公表したことによる世界的な市場の混乱は28日のアジア市場でも続き、日本のテクノロジー株が下落した。主要AI企業の優位性と高い評価額に疑問が生じている。ただ、テクノロジー関連株は欧州の取引時間帯に入るといくらか落ち着きを取り戻した。
BaFinは今年の最重要リスクを6つ列挙。不動産市場の調整、企業の債務不履行など、全て昨年の最重要リスクに含まれていた。
ブランソン長官は、気候変動がもたらす物理的なリスクも強調。米ロサンゼルスの山火事を例に挙げ、保険会社を含む金融セクターに影響が及ぶと指摘した。
PR
PR
PR