- 2025/08/22 掲載
利下げ急がず、労働市場なお堅調=米カンザスシティー連銀総裁
シュミッド総裁はCNBCのインタビューに対し「われわれは極めて良好なポジションにある。現時点で政策を変更するにはかなり明確なデータが必要になる」と述べた。
その上で、インフレ率を目標水準に戻す過程で最終段階が困難になるとし、「利下げがインフレを巡る心理に及ぼす影響について慎重にならなければならない」と指摘。このところの雇用統計の弱さにもかかわらず企業関係者の間で楽観的な見方が広がっているとの印象を受けているとし、政策金利が現在4.25─4.50%に設定されていることで経済がそれほど圧迫されているとは考えていないと述べた。
シュミッド総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っている。ワイオミング州でこの日から3日間の日程で始まった経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前にCNBCのインタビューに応じた。
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