• 2025/02/12 掲載

米大手行幹部や取引先、経済先行きを楽観 不確実性警戒でも

ロイター

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Saeed Azhar Nupur Anand Tatiana Bautzer

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米大手銀行の幹部や取引先企業は、トランプ米大統領の政策に関する不確実性への警戒感を維持しつつ、経済の先行きに対しては楽観的――。11日に南部フロリダ州マイアミで開催された会議で、こうした見方が相次いで聞かれた。

ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は「幅広い見地では、トランプ政権はより『成長志向の政策課題』を手がけていく。しかし個々の政策の最終的な方向は複雑になる。規制環境は追い風になるはずだが、全般的な政策の風景は不確実性が残っている」と語った。

さらにソロモン氏は、市場は「止まったり動いたりの繰り返し」の様相を呈する公算が大きく、これはゴールドマンのトレーディング事業にとってプラスに働くと付け加えた。

ウェルズ・ファーゴのマイク・サントマッシモ最高財務責任者(CFO)は、顧客は経済に明るい見通しを持ち、M&A(合併・買収)や他の活動を検討していると明かした。

サントマッシモ氏は「トランプ政権が成長重視、企業寄りで経済成長を阻む多くの要素を取り除いてくれると楽観視されているのは間違いない」と強調。さまざまな政策の落ち着きどころについて依然不透明感があり、それが顧客のディールに対する慎重姿勢につながっている面はあるとはいえ、前向きの動きを想定している点に変わりはないと述べた。

JPモルガン・チェースのジェニファー・ピープスザック最高執行責任者(COO)も「われわれが顧客から耳にするのは楽観論だ。ただし重要な投資を行うことに関しては若干様子見姿勢のようだ」と説明した。

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