- 2025/03/05 掲載
NZ中銀総裁が辞任=物価抑制「目標に達した」
【シドニー時事】ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のエイドリアン・オア総裁は5日、3月末で辞任すると表明した。任期を3年残しているが、声明で「消費者物価指数(CPI)上昇率が目標に達し、経済がコロナ禍の混乱から回復している」と、実績を強調した。
オア氏は経済協力開発機構(OECD)や同国財務省に勤務した後、中銀入り。2018年3月に総裁に就任し、23年から2期目に入っていた。ニュージーランドのCPIは22年半ばに7.3%でピークに達した後、利上げで抑制を図った結果、24年末には中銀が目標とする1~3%の範囲内の2.2%に戻った。
【時事通信社】
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