- 2025/03/07 掲載
日産、内田社長の進退協議=11日にも、取締役会で
日産自動車が11日にも開く取締役会で内田誠社長の進退を協議することが7日、分かった。内田氏については、ホンダとの経営統合協議の破談で混乱を招いた責任を問う声が社内で上がっており、続投させるべきかを検討する。仮に退任となった場合、後継者としてジェレミー・パパン最高財務責任者(CFO)ら外国人幹部の名前が挙がっている。複数の関係者が明らかにした。
内田氏は2019年12月に社長に就任し、過剰な生産能力の削減やホンダ、三菱自動車との3社での協業検討などに取り組んだ。しかし、北米や中国事業の不振は改善せず、25年3月期の連結業績は800億円の純損失となる見通し。昨年末に開始したホンダとの経営統合協議は統合後の体制を巡る対立で破談に終わり、経営者としての資質が疑問視されていた。
【時事通信社】 〔写真説明〕内田誠
日産自動車社長
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