- 2025/04/23 掲載
金価格、26年第2四半期までに1オンス4000ドル超え=JPモルガン
それによると、金価格は2025年第4・四半期までに平均3675ドル、26年第2・四半期までに4000ドルを突破すると想定。需要が想定を超えれば予想を早期に上回るリスクがあるという。
予想は、今年の投資家と中央銀行の金需要が四半期平均710トンの純需要に達するなど、引き続き堅調なことに基づくとした。
一方、ゴールドマン・サックスも今月、25年末時点の金価格予想を3300ドルから3700ドルに引き上げ、極端なシナリオでは年末までに4500ドル近くで取引される可能性があると指摘。潜在的な弱気シナリオとしては、中銀需要の予想外の減少がなお最大のリスクと述べた。
アナリストらは「さらに大幅な弱気シナリオは、米経済成長が関税に対して極めて底堅く、連邦準備理事会(FRB)による一段と積極的なインフレリスク対策が可能となり、懸念される物価上昇が実際に到来する前に市場が利上げを織り込むというもの」と指摘した。
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