• 2025/05/13 掲載

ソフトバンクG、1―3月期純利益5171億円 通期4年ぶり黒字

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Miho Uranaka

[東京 13日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)が13日に発表した2025年1―3月期の連結純損益(国際会計基準)は5171億円の黒字だった。10―12月期は3691億円の損失。

IBESがまとめたアナリスト5人のコンセンサス予想では、1─3月期の連結純損益の平均値は268億円の損失だった。ソフトバンクGは通期の業績見通しを開示していない。

AI(人工知能)関連企業に投資する傘下のビジョン・ファンド(VF)の1─3月期の投資損益は1772億円の利益(前年同期は575億円の損失)で、10─12月期の3527億円の損失から改善した。中国系短編動画投稿アプリ、TikTok(ティックトック)の親会社であるIT大手のバイトダンスなどの評価額が上昇した。

25年3月期の通期の最終損益は1兆1533億円の黒字で、21年3月期以来4年ぶりの通期黒字となった。後藤芳光・最高財務責任者(CFO)は会見で、「4年ぶりの黒字は嬉しいこと」だと述べた。同社が最も重要視する経営指標である時価純資産(NAV)、保有株式価値から純有利子負債を差し引いたものは、3月末にはテック株の下落を受けて25.7兆円に減少した。ただし、その後の株価回復を受け、現在、前年度末と同水準の27兆円まで回復しているという。

SBGは、AIへの投資を加速している。25年1月に米AIインフラの合弁事業「スターゲート」を公表、3月にはAI向け半導体を設計する米アンペア・コンピューティングを約1兆円で買収、4月には対話型AI「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIへの約4.5兆円の追加出資を発表した。

後藤CFOによると、スターゲートは現在、100件以上の案件について提案を受け、精査・議論を重ねている。特にテキサス州で第1号から第3号案件までが立ち上がる見込みで、金融機関との交渉はこれからだという。

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