- 2025/05/22 掲載
独IFO業況指数、5月は87.5に改善 期待指数が上昇
ロイターがまとめた市場予想の87.4を小幅に上回った。
IFOのクレメンス・フュースト所長は「ドイツ経済は緩やかに回復しつつある」と述べた。
期待指数は4月の87.4から88.9に上昇。現況指数は86.4から86.1に低下した。
INGのマクロ担当グローバル責任者、カーステン・ブルゼスキ氏は「米国の関税政策が二転三転していることを受けて、ドイツ企業は、現在の不確実性や貿易摩擦によるマイナス面を恐れるのではなく、新政権下で起こり得る明るい面に注目しているようだ」と指摘。
コメルツ銀行のチーフエコノミスト、ヨルグ・クレーマー氏は、輸出が多い製造業でも業況感が改善したとし「IFO業況指数は5カ月連続で上昇しており、ドイツ企業は5月もトランプ大統領の関税ショックに抵抗した」と述べた。
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