- 2025/05/22 掲載
独経済、今四半期も停滞 米関税で輸出低迷=連銀月報
ドイツは、エネルギー価格の高騰、自動車など、強みとしていた産業が海外勢との競争に苦しむといった問題を抱える。そこにトランプ米政権の高関税政策と貿易戦争が加わり、厳しい状況に置かれている。
月報は、「さまざまな問題が続いており、米国政府の関税強化政策がさらなる逆風となっている」とし、「これが、とりわけ厳しい競争を強いられ弱い需要に苦しんでいる輸出産業に影響を及ぼしている」と述べた。
4月の自動車生産台数が前四半期を上回ったことを挙げて、第2・四半期のスタートは「良好」だったようだとしたが、見通しは悪化していると指摘した。
メルツ新連立政権のインフラ支出拡大などの施策は、将来的には景気を下支えするが、効果が出るのは来年以降になると予想した。
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