ソフトバンクＧの孫会長、日米共同ＳＷＦ構想を提唱＝ＦＴ

［東京　２６日　ロイター］ - 英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）は２５日、ソフトバンクグループ（ＳＢＧ）の孫正義会長兼社長が日米共同の政府系ファンド（ＳＷＦ）を創設する構想を提唱したと報じた。

米国内の技術やインフラに投資するファンドで、孫氏とベセント米財務長官の直接協議で取り上げられ、両国政府の幹部らに概要が示されたという。ただ、まだ正式な提案にはなっていない。

ファンドは日米の財務省が共同で所有・運営し、他の投資家に有限責任パートナーとしての出資も認め、日米の一般国民も少額を出資できるようにする可能性もあるという。

ＦＴは１人の関係者の話として、ファンドの投資計画を実効性あるものにするには、初期資本は３０００億ドルが必要となる可能性があると伝えた。