- 2025/06/02 掲載
赤沢担当相、5日から訪米で調整=首脳合意視野、短期間で再協議―関税交渉
赤沢亮正経済再生担当相が、閣僚級による5回目の日米関税交渉のため、5日から訪米する方向で調整していることが2日、分かった。8日に帰国予定で、トランプ米政権の関税措置見直しに向けて、ベセント財務長官らと協議する見通し。日米両国は今月中旬の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせた日米首脳会談での合意を視野に入れており、短期間の再交渉で進展を目指す。
赤沢氏は1日に4回目の交渉を終えて帰国したばかり。5回目となる交渉は、現地時間5日にもワシントンで行うとみられる。赤沢氏は当初、3日からパリで開かれる経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会に出席し、この期間中にも米側の閣僚と交渉することを検討していたが、訪米を優先する方向となった。
ワシントンで5月30日に行われた4回目の交渉では、G7サミット前に再び協議し、日米間の調整を加速することを確認していた。石破茂首相がG7サミット前に米国を訪れ、トランプ大統領との首脳会談に臨む可能性もある。
【時事通信社】
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