- 2025/06/03 掲載
ファミマ、「古古古米」6日発売=1キロ360円で、セブンは無洗米に
ファミリーマートは3日、2021年産の政府備蓄米の販売を6日に開始すると発表した。1キロ税別360円で、東京都内と大阪府内の各10店舗で扱い、地域は順次拡大する。大手スーパーで販売が広がる22年産の「古古米」に続き、「古古古米」が大手コンビニの販路に乗る。
ファミマは中小小売業者を対象とした随意契約で1000トンを申請し、受理された。このほか、セブン―イレブン・ジャパンとローソンも500トンずつ申請中だ。3社は大手小売業者向けの22年産備蓄米の随意契約を申請したが、要件を満たさず不受理となった経緯がある。
セブンは利便性を重視し、とがずに炊ける無洗米に加工して販売する方針で、価格は2キロ税別800円前後に設定する。ローソンは1キロ(税別360円)と2キロ(同700円)の2種類を店頭に並べる予定だ。
ローソンはこのほか、自社ルートで調達した、22、23年産のコメを使った「ヴィンテージ米おにぎり」も発売する。7月上旬ごろに関東の一部店舗で提供する。価格は税別120円前後と、通常のおにぎりよりも安くする。
【時事通信社】 〔写真説明〕ローソンが政府備蓄米の随意契約申請が受理された場合に販売予定の商品のサンプル=3日、東京都港区
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