- 2025/06/04 掲載
米製造業新規受注、4月は前月比3.7%減 関税駆け込み効果薄れる
前年同月比では2.0%増えた。3月は前月比3.4%増と、当初発表から改定はなかった。
トランプ米大統領は、関税は減税を相殺して歳入を増やし、長らく衰退傾向にある米産業基盤を復活させるとみているが、エコノミストの間では労働力不足などの構造的問題により短期的には不可能との見方が強い。
4月は民間航空機の受注が51.5%大幅に減少したほか、自動車・同部品・トレーラーが0.7%、輸送機器が17.1%、電気機器・家電・同部品が0.3%、それぞれ減少。一方、コンピューター・電子製品は1.0%、機械は0.6%、それぞれ増加した。
企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は1.5%減少。
コア資本財の出荷も0.1%減少した。
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