- 2025/06/06 掲載
政策金利の現状維持支持、インフレリスク上昇=クーグラーFRB理事
クーグラー理事はニューヨーク経済クラブの講演原稿で「ディスインフレは鈍化し、関税引き上げの影響はすでに現れており、インフレ率は年内引き続き上昇すると予想している」と指摘。
「現時点ではインフレの上振れリスクは高まっており、今後は雇用と国内総生産(GDP)の下振れリスクも潜在的に高まっているとみている」とした上で、インフレの上振れリスクが残る限り、米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きを引き続き支持するとの見方を示した。
また、トランプ政権による関税措置をはじめとする政策変更を背景に、失業率は足元の4.2%から上昇する可能性があるものの、現時点では労働市場は安定しているとの認識を示した。
連邦準備理事会(FRB)は今後数回のFOMCで政策金利の据え置きを維持すると広く予想されている。
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