- 2025/06/06 掲載
米国株式市場=下落、トランプ氏とマスク氏の確執でテスラが14%急落
テスラ株は、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)とトランプ氏との間で公の確執が激化する中、商いを伴って14%以上下落した。同社株は過去5営業日のうち4日下落している。トランプ氏とマスク氏が言葉の応酬を始めてから、テスラは約1500億ドルの価値を失った。
マスク氏はここ数日、大統領の大規模な税制法案への批判を強めている。一方、トランプ氏は法案が電気自動車購入に対する税制優遇を取り上げるため、マスク氏が怒っていると主張した。
トランプ氏と習主席は5日、電話会談を行い、両国間で高まる貿易摩擦やレアアース(希土類)を巡り議論した。
投資家は電話会談の要約にあるように、両氏が互いをそれぞれの国に招待したというニュースにも注目していた。
重要な鉱物を巡る最近の対立は米中間の脆弱な貿易戦争休止を引き裂く恐れがあった。
GSAMのキャサリン・ボードルメイ氏は「最近の市場の動きは、経済政策の転換と、地政学的・ヘッドライン的な感度の高まりによって、株式市場が以前のサイクルよりも大きなボラティリティーと速度を特徴とすることを示している」と述べた。
4日に発表された民間雇用者数とサービス部門のデータが予想を下回り、貿易を巡る不確実性による景気減速への懸念が高まった。6日発表の雇用統計が注目される。
5日発表された新規失業保険週間申請件数は2週連続で増加した。
バーボン「ジャックダニエル」を製造する蒸留酒大手ブラウン・フォーマンは約18%下落。通期の減収減益見通しが嫌気された。
日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は今後2年間で全従業員の約6%に当たる7000人を削減すると発表。株価は1.9%下落した。
米取引所の合算出来高は173億株。直近20営業日の平均は179億株。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.11対1の比率で上回った。ナスダックでも1.48対1で値下がり銘柄が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 42319 -108 -0.2 42487 42601 42211
.74 5 .89 .45 .69
前営業日終値 42427
.74
ナスダック総合 19298 -162 -0.8 19518 19610 19226
.45 .04 3 .2 .51 .22
前営業日終値 19460
.49
S&P総合500種 5939. -31. -0.5 5985. 5999. 5921.
3 51 3 67 7 2
前営業日終値 5970.
81
ダウ輸送株20種 14639 -53. -0.3
.63 98 7
ダウ公共株15種 1031. -0.6 -0.0
88 6
フィラデルフィア半導体 5010. -22. -0.4
92 43 5
VIX指数 18.48 0.87 4.94
S&P一般消費財 1678. -42. -2.4
89 52 7
S&P素材 551.3 -3.1 -0.5
8 4 7
S&P工業 1213. -1.1 -0.0
56 9
S&P主要消費財 901.3 -10. -1.2
4 9
S&P金融 841.1 -2.2 -0.2
5 3 6
S&P不動産 261.4 -0.1 -0.0
3 9 7
S&Pエネルギー 620.4 -1.0 -0.1
5 1 6
S&Pヘルスケア 1548. -1.2 -0.0
48 8 8
S&P通信サービス 357.1 0.21 0.06
3
S&P情報技術 4624. -18. -0.4
32 56
S&P公益事業 408.4 -0.6 -0.1
3 7 6
NYSE出来高 11.56
億株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 3749 - 25 大阪比
5
シカゴ日経先物6月限 円建て 3748 - 35 大阪比
5
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