- 2025/06/18 掲載
ECB、「柔軟な」アプローチ維持 中東情勢と米通商政策がリスク=伊中銀総裁
ミラノで開かれた銀行会議で講演した。
ユーロ圏のインフレ率は、経済の「根強い低迷」を受けて今後も目標の2%を長期間下回る可能性が高いと指摘。経済見通しには、米国の通商政策と中東情勢に起因する「大きく、定量化が困難なリスク」があると述べた。
その上で「こうした状況を背景に、ECB理事会は直近の会合で、選択肢をオープンにした柔軟なアプローチを再確認した」とし「金融政策の明確な方向を事前に約束することなく、今後も会合ごとに決定を下していく」と語った。
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