- 2025/06/19 掲載
ブレントの地政学リスクプレミアムは1バレル約10ドル=ゴールドマン
ゴールドマンは供給に混乱が生じないと仮定し、第4・四半期にブレント原油が1バレル=60ドル前後まで下落するというシナリオを基本にしているが、イランの供給が減少しブレント原油が90ドルをわずかに上回るというシナリオや、地域全体の石油生産や輸送が悪影響を受けるというテールシナリオを考慮すると、10ドルのプレミアムは正当化されるようだとノートで指摘した。
イランとイスラエルの紛争を受け、主要な産油地域である中東からの供給に影響が及ぶ可能性が懸念されている。
両国による攻撃の応酬が依然として続く中、米国が軍事介入するリスクも意識されており、緊張が高まっている。
イランは石油輸出国機構(OPEC)第3位の産油国で、日量約330万バレルの原油を採掘している。
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