- 2025/06/25 掲載
FRBバー理事、関税による持続的インフレを警戒 利下げには慎重
バー氏はネブラスカ州オマハで行われたイベントで「短期的なインフレ期待の高まり、サプライチェーンの調整、そして二次的な影響により、インフレはある程度持続する可能性がある」との見通しを示した。
ただ、米国経済は健全な状態にあり、失業率は低位で安定しており、ディスンフレは継続しているなどの点も指摘。「金融政策は、経済状況の展開を見守る上で有利な位置にある」と述べた。
同時に、関税は経済を減速させ、低水準で安定している失業率を押し上げる可能性がある点にも言及。「関税政策とその影響については依然として大きな不確実性がある」と語った。
その上で「経済目標のバランスをとる上で重要なのは、政策決定が家計や企業にどのような影響を与えるかを判断することだ」とした。
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