- 2025/06/25 掲載
米住宅価格指数、4月は前月比‐0.4% 22年8月以来初の低下=FHFA
[ワシントン 24日 ロイター] - 米連邦住宅金融庁(FHFA)が24日発表した4月の米住宅価格指数(季節調整済み)は前月比0.4%低下した。低下は2022年8月以来初めて。需要低迷により市場の売れ残り住宅の供給が増加していることを背景に、住宅価格の上昇は鈍化しつつある。
前年同月比では3.0%上昇。上昇率は23年5月以来の小ささとなった。3月は3.9%だった。
オックスフォード・エコノミクスの米国担当主任エコノミスト、バーナード・ヤロス氏は「売り出し中の住宅の供給は増加しているが、住宅市場は依然として供給不足に悩まされ続けている」と指摘。「ただ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)中に価格が最も急騰した地域を中心とした一部地域では、価格下落のリスクがあり、フロリダ州の一部ではすでにそのような状況が起きている」と述べた。
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