• 2025/06/27 掲載

次世代革新炉「条件見ながら」=原発建て替え、検討にハードル―九電新社長

時事通信社

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。


九州電力の新社長に26日付で就任した西山勝氏は、時事通信のインタビューに応じた。従来の原発より安全性を高めた次世代革新炉などの原発建て替え(リプレース)について、「現時点では何も決まっていない」としつつも、「将来の電力需要や国の制度措置などの条件を見ながら、次のアクションを考えていきたい」との意向を明らかにした。

九電は5月に発表した2035年までの経営ビジョンで、次世代革新炉の設置に向け検討を進める方針を表明。ただ、場所や時期については「未定」としている。西山氏は「(新設には)さまざまな前提条件が必要だ」と強調。実際の検討に移るには一定のハードルがあるとの認識を示した。

条件として、電力の需要面の見通しに加え、資金調達面での課題解決などを挙げた。特に次世代革新炉は「建設に時間も費用もかかる一方、回収は長期に及ぶ」と説明。「金融機関から見て貸し倒れのリスクをどう見るかという課題もあり、現在の制度では不十分だとの声もある」と指摘した。

次世代革新炉の設置で川内原発(鹿児島県薩摩川内市)など既存原発の敷地を活用するかどうかに関しては、「いろいろな選択肢を今後検討していく」と述べるにとどめた。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに応じる九州電力新社長の西山勝氏=23日、福岡市中央区

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます